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白葉1号(はくよう・いちごう)

読み はくよう・いちごう現地音 バイイエイーハオ拼音 báiyè 1 hào中国語 白叶1号 / 白葉1號別名 白叶1号、白叶一号、安吉白茶種、白茶祖、Baiye No.1

浙江省安吉県で見つかった突然変異の茶樹品種。春の低温で新芽の葉緑素が減って葉が白くなり、アミノ酸が多い。1980年ごろに一本の古木から挿し木で増やされ、1998年に浙江省の良種に認定。安吉白茶の品種で、いまでは栽培面積が最も広い品種のひとつ。

安吉白茶(あんきつはくちゃ)の品種で、浙江省安吉県で見つかった突然変異の茶樹です。1980年ごろ、浙江北部の茶樹資源の調査で、安吉県天荒坪鎮大溪村の山中に葉の白い野生の古木が一本見つかりました。1982年に短穂挿し木で増殖が始まり、この古木は「白茶祖」と呼ばれています。1998年に浙江省の無性繁殖系良種に認定され、いまでは浙江のほか各地に植えられて、栽培面積が最も広い品種のひとつになりました。

温度に敏感な白化

白葉1号は温度に敏感な白化品種です。春先の気温が低い時期(おおむね25℃以下)に出る新芽は葉緑素の合成が抑えられて黄白色になり、気温が上がると緑に戻ります。白い時期の芽葉だけが安吉白茶(あんきつはくちゃ)の原料になります。葉緑素が少ないぶんアミノ酸が多く、普通の緑茶の数倍(5〜10%)に達し、これがうまみの強さと渋みの少なさの理由です。

「白茶」の名前

品種名にも茶名にも「白」がつきますが、これは葉の色のことで、萎凋と乾燥で作る白茶(はくちゃ)とは関係ありません。安吉白茶は殺青して作る緑茶で、国家標準(GB/T 20354)も緑茶として定義しています。同じように葉の色に由来する品種として、葉が黄色い黄金芽(おうごんが)や中黄一号などがあり、これらで作った緑茶は「黄化茶(こうかちゃ)」と呼ばれて黄茶(こうちゃ)とは区別されます。

広がり

安吉白茶の人気に伴い、白葉1号は江蘇、安徽(あんき)、江西、湖北(こほく)、貴州など各地に植えられ、産地名を変えて「○○白茶」として売られる茶も増えました。浙江省は龍井茶と並んで白化茶を特色産区に位置づけています。

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