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龍井群体種(ろんじんぐんたいしゅ)

読み ろんじんぐんたいしゅ現地音 ロンジンチュンティージョン拼音 Lóngjǐng qúntǐzhǒng中国語 龙井群体种 / 龍井群體種別名 群体種、在来種、実生、老茶樹、龍井種、土茶

杭州西湖の龍井産地に古くからある在来の茶樹の総称。種から育った実生の集団で、株ごとに性質がばらつき芽の出方も不ぞろいだが、味の厚みと余韻で評価され、龍井43の親品種でもある。「群体種」は一般に在来の実生集団を指す言葉。

群体種(ぐんたいしゅ)」は、挿し木で増やした単一の品種ではなく、種から育った実生(みしょう)の茶樹の集団を指す言葉です。株ごとに遺伝的な性質が少しずつ違い、芽の出る時期や葉の形もばらつきますが、それが味の複雑さにつながると考える人が多く、各産地で在来種、老茶樹、土茶などと呼ばれて珍重されます。龍井群体種は杭州(こうしゅう)西湖(せいこ)の龍井産地に古くからある在来種の総称で、国家標準の龍井茶(GB/T 18650)でも適用品種の筆頭に挙げられています。

龍井43との関係

現在の龍井茶の主力である龍井43(ろんじんよんじゅうさん)は、この群体種の中から1960年に一株を選んで育成された品種です。龍井43は発芽が早くそろい、姿の整った茶ができるため、明前茶の主力になりました。一方、群体種は摘採が3月末からと遅く、姿はそろいませんが、味に厚みがあり余韻が長いとして、獅峰(しほう)などの古い茶園の実生の茶は高く評価されます。

見分け方

群体種の龍井は、葉の形や大きさがそろわず、色も緑から黄緑まで幅があり、龍井43のような均一な美しさはありません。その代わり香りが複雑で、飲み込んだあとの甘みが長く続きます。産地では「老茶樹」「土茶」の名で売られることがあり、龍井43より高値がつくのが普通です。

他の産地の群体種

群体種という言葉は龍井に限らず使われます。洞庭山の碧螺春(へきらしゅん)、福鼎の白茶(貢眉(こうび)の原料)、武夷山の菜茶(奇種(きしゅ))、鳳凰山の鳳凰水仙(ほうおうすいせん)、雲南の古樹(こじゅ)など、各地の在来の実生集団がそれぞれ群体種と呼ばれ、選抜された品種と区別されます。

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