コラム
- 煎を重ねる技術。「何煎も淹れる」とき、上手な人は何を見ているか淹れ方2026-09-05 — 中国茶は同じ葉に何度も湯を注いで飲む。上手な人が「十煎いける」と言うとき、頭の中には濃さの曲線がある。成分が出る順番、短く出すか長く置くかの使い分け、潮州や杭州で実際にどう飲まれているかまで。
- 六大茶類は誰が作ったか。統購統銷から「科学で茶を評価する」時代まで歴史2026-09-05 — 緑・白・黄・青・紅・黒の六大茶類は、1979年に安徽農学院の陳椽が教科書のために整理した分類。その背景には、茶が国家の輸出物資として等級で買い上げられた計画経済の30年と、文革後に大学と名茶が復活していく転換期がある。分類の誕生を、中国茶業の近代史の中に置いてみる。
- 六大茶類の違いをざっくり理解する入門2026-09-05 — 緑茶・白茶・黄茶・青茶・紅茶・黒茶は何が違うのか。分ける基準は「どの工程を経たか」の一点で、発酵度の順に並べるものではない。初めて中国茶を調べる人向けに、六つの分類と代表的な茶葉を地図として示す。
- 一杯の茶ができるまでに、誰が関わっているか。茶農・茶師・茶商・倉庫の分業入門2026-09-05 — 中国茶の「生産者」はひとりではない。葉を摘んで毛茶を作る茶農、選別と焙煎で仕上げる茶廠や茶師、集めて売る茶商やブランド、寝かせる倉庫。工程ごとに担い手が違い、茶葉は産地の外へも動く。産地別の分業の形と、原料が移動する仕組みをまとめる。
- 洗茶はなぜするのか、どの茶でするのか淹れ方2026-09-05 — 最初の湯を捨てる「洗茶」は、汚れを落とすためではなく、葉を温めてほぐし、1煎目から香りを立たせるための手順。明代の茶書に始まる名前の由来から、する茶としない茶の見分け方、そして「結局は好み」で決めてよい理由まで。