茶巾
読み ちゃきん現地音 チャージン拼音 chájīn別名 茶布、茶布巾、茶席布、tea towel、tea cloth
茶を淹れる手元に置く小さな布です。茶壺や茶海を持ち上げて注ぐ前に底を軽く押し当てて水滴を取り、注ぎ口から垂れた雫や卓にこぼれた茶を拭きます。台布巾とは別物で、茶器だけに使い、油や汚れを拭くことはしません。茶布とも呼びます。
何に使うか
- 底の水滴を取る: 湯をかけた茶壺や、茶盤の上に置いていた茶海は底が濡れています。そのまま杯に注ぐと雫が杯に落ちるので、注ぐ前に茶巾に底を当てます
- 注ぎ口を押さえる: 注ぎ終わった茶壺や茶海の口に軽く当てて、垂れを止めます
- こぼれた茶を吸わせる: 卓の上に落ちた雫を拭きます
- 卓を守る: 乾泡では茶巾を折り畳んで卓に敷き、その上に蓋碗や茶壺を置いて壺承の代わりにする人もいます
折り方と置き方
長方形に八つ折りか、正方形に九つ折りにして、折り目のきれいな面を客に向けて置きます。使うときは折り畳んだまま底を当て、汚れた面を内側に畳み直します。茶芸の教室では、茶巾の畳み方と拭く順序も所作の一部として教えられます。
選ぶときの目安
- 生地: 麻や綿の厚手で吸水性のよいもの。化繊は水を吸いません
- 色: 茶渋が目立たない茶色、藍、墨色など深い色。白や淡い色はすぐに茶渋が付き、客に不潔な印象を与えます
- 大きさ: 手のひらほどに畳める30cm角前後が扱いやすいです
- 手入れ: 使ったら水で洗って乾かします。臭いが付くと茶に移るので、洗剤の香りの強いものは避けます
関連用語
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参考リンク
- 荼公子(韓奕): 中式茶藝器具介紹 — 茶巾の役目(卓上の水滴を拭く)
- 翁輝東『潮州茶経・工夫茶』(黄庭茶道ブログ掲載の全文) — 潮州工夫茶の茶具の一つとして茶巾が挙がっていること
ちゃきん チャージン chájīn 茶巾 茶巾 茶布 茶布巾 茶席布 tea towel tea cloth