中国茶辞典中国茶・台湾茶の用語とコラム

条索(じょうさく)

読み じょうさく現地音 ティアオスオ拼音 tiáosuǒ中国語 條索別名 条索状、外形、乾茶、干茶、緊結、顆粒状、半球状、扁形

乾いた茶葉の形状を表す審査用語。よじれた棒状の茶葉を条索と呼び、締まっているか(緊結)、そろっているか、艶があるかで外形を評価する。烏龍茶や紅茶は条索状、閩南や台湾の烏龍茶は半球状、龍井は扁形というように、茶の形の呼び分けにも使う。

乾いた茶葉の形を表す言葉で、揉捻でよじれた棒状の茶葉を条索と呼びます。国家標準の官能審査では、外形は水色・香気・滋味・葉底と並ぶ五つの評価項目のひとつで、条索が締まっているか(緊結(きんけつ))、大きさがそろっているか(匀整(きんせい))、艶があるか(潤)、産毛が見えるか(顕毫(けんごう))といった言葉で評価します。

形の呼び分け

茶葉の形は製法によって決まるので、形を見れば作り方の見当がつきます。

呼び方
よじれた棒状条索状(条形)武夷岩茶(ぶいがんちゃ)鳳凰単叢(ほうおうたんそう)正山小種(せいざんしょうしゅ)祁門紅茶(きもんこうちゃ)文山包種(ぶんざんほうしゅ)
半球状・球状顆粒状、半球形、球形安渓鉄観音、凍頂烏龍、台湾の高山茶(こうざんちゃ)
平たい扁形(へんけい)龍井、太平猴魁(たいへいこうかい)
螺旋状巻曲形(けんきょくけい)、螺形碧螺春(へきらしゅん)
針状針形(しんけい)白毫銀針、君山銀針(くんざんぎんしん)
固めたもの緊圧茶(きんあつちゃ)餅茶(へいちゃ)沱茶(だちゃ)磚茶(せんちゃ)

条索状の烏龍茶は葉を揉んでよじるだけで丸めず、球状の烏龍茶は布に包んで締め上げる包揉(ほうじゅう)で作ります。同じ烏龍茶でも閩北(びんほく)・広東は条索、閩南(びんなん)・台湾は球状という産地の型があります。

見るときの目安

条索が締まって重みがあり、艶があって色がそろっているものが、丁寧に揉まれ、乾燥と焙煎が適切に行われた印とされます。ばらついていたり、砕けた葉や茎が多かったりすると評価は下がります。ただし外形は見た目の評価で、味や余韻とは別です。普洱熟茶の等級のように、篩い分けによる見た目の区分が品質と一致しないこともあり、外形だけで判断しないことが大切です。

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